デジタル一眼レフを持っているから綺麗な写真が残せるは＝ではない。

デジタル一眼レフというものは値段もお手ごろなのが増えてきてスポーツ写真を撮っていると父兄の方でも割りと撮影しているのを良く見かけます。

デジタル一眼レフ、俗称デジイチはピントさえ合っていれば割りと綺麗に「見えます」見えるというだけで本当に綺麗かどうかは全く別な話なのである。

つまりデジイチで撮影した写真が写真屋と同じように綺麗に撮れて印刷まで出来れば写真屋というものは必要がないのであるが、需要があるのは全く色が違うからなのである。

お客様の中には自分でデジイチを持っていても写真を購入してくれる方というのは沢山居ますがそれは「本当の色」がわかっている人だからです。

この２枚の写真を見比べてみてください。モデルはうちの娘です。

左は写真を撮影した後にフォトショップで濃度やら何やら全て手直しをした後です。

右はデジイチで撮影したままの写真です。

右だけの写真があれば背景はぼけて色も綺麗に「見える」でしょうが実際に左と比べると以下にピントが合っていても顔色や服の色を比べると本来の鮮やかさというのは色々な条件が重なり一発でどこで撮影しても出るという事はありません。


見本で出しているのは基本的に右の写真になります、何故ならば１チーム１００から多い時は５００カットは撮影するので全ての色を調整したら大変なことになってしまいます。

ですが、注文頂いた写真というのは１枚１枚その写真の条件に合わせて最適な色というものを印刷時に出るように調整しています。


見比べると簡単に「綺麗に見えていただけ」というのが撮影したままの写真が分かると思います。