2012年12月10日月曜日

リトルリーグよりもスポ少の方が人気がある理由

何故でしょうね。

広報に関してはどっこいどっこいという所ですが、リトルリーグ加盟団員よりもスポーツ少年団の方が何倍も人数が多い。

私としてはリトルリーグの撮影をする機会が多いのでリトル人口が増えた方が商売的にも嬉しいんですけど・・・なんて。


まずリトルとスポ少の何が違う?

大きな点は「硬式ボールか軟式ボール」「リード制がない」「ホームランフェンスの長さに規定がある」の3つだと思います。


自分は仙台西リーグ、西多賀大東というリーグに属していましたが、球団に誘おうとしてもリトルリーグは上手な子がする、敷居が高い、費用が高いというイメージがあるという意見が当時も今も多いみたいです。

確かに費用に関しては軟式グローブと硬式グローブでは皮の作りが違うので値段に差異があるのは当然ですが、自分はリトル出身で同じ学校のスポ少の練習にも参加した事がありますが何が違うって礼儀、挨拶等の徹底的な教え込みが違うと感じました。

監督他指導者が厳しいという事ではなく野球の上手下手よりも一般常識を小さい内に叩き込むという意味では自分の学校のスポ少とリトルは違うと感じました。

スポ少全てがそうだとは言っていませんが、自分の学校ではそうでした。

監督、コーチも誰かのお父さんとかそういうパターンがサッカーも野球も多かったですしね。


基本的にリトルの監督さんは役員、父母会の審査とかもあり監督、コーチになるに相応しいか審議があります。経歴を見るとやっぱり甲子園出場とか社会人経験が多いです。



不景気、少子化の問題も関わっているのも分かります、ですが生きてくために必要な我慢強さや苦しさというのを子供に教えるには親がただ口うるさく言うよりも、そして学校での集団生活よりも何かスポーツをやらせるというのはまた違い私は野球じゃなくても推奨します。


自分が野球をしていた時は夏は吐くまで走りこみ、ノックを受けて体や足にぶつかった硬式ボールは次の日になると痣だらけ、しまいにゃ3年生の時に練習中にボールが鼻に直撃して鼻骨骨折をして手術をしましたが今も若干曲がっています。

でも全く後悔なんてしていません、むしろやってて良かったと思っています。

鼻が折れて若干曲がっていても私は当時イケメンでしたのでモテモテでしたので(笑



敷居が高いというのは全くありません、上手な子がリトルをやっていると勘違いしている父母さん達も多いと思いますが低学年に関してははっきり言えばリトルもスポ少も全く変わりはありません数あるチームを見てきた経験上です。

ですが体が出来てくる高学年になるにつれて段々と力の差というのはあるというのは個人的な感想であると思います。


何故リトル出身の子が中学軟式野球を選ぶよりシニア、ボーイズリーグ(中学硬式野球)を選ぶのかと言うと更なる高みを目指し、甲子園出場、プロ野球を目指す人が多いから硬式野球が多いですし、高校からの推薦を決めるスカウトマンも中学硬式野球をメインに視察しています。

シニアの卒業生が卒団して後輩の練習上に来てる事がしばしば見受けられるのですが話を聞くと「推薦が決まって受験勉強じゃなく野球するんですよ♪」と言う子が多いです。

私は中学時代に中学野球をやりました、宮城県大会優勝したのにも関わらず先輩たち誰一人として声がかかる人は居ませんでした。それが現実なのです。というよりも一年生で宮城県大会の決勝で1年生で自分がピッチャーをしたので自分に声をかけてくれれば良かったのに(チェっ・・



自分の子供に変な横道に反れずに野球をやらせ、そして進学推薦で受験勉強を無視してスポーツに集中させてあげたいと思うのなら私はリトルでボールに慣れさせてそのまま中学硬式野球をするのがお勧めだと感じています。



※あくまでも個人的な主観と実体験で見たり触れ合った人との話を元にこのブログを書いておりますので全てが正しいかというのはブログを読んだ個人で考えてみて下さい。



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